印傳屋 / INDEN-YA

公式サイトリニューアル&オンラインショップ公開のお知らせ

お客様各位

株式会社印傳屋上原勇七(以下、印傳屋)では、2018年9月10日(月)にホームページの完全リニューアルを実施いたしました。新サイトには、公式オンラインショップを開設。全国4ヵ所にある印傳屋の直営店に加えオンラインショップでは、印傳屋が海外デビューを果たしたブランド「INDEN EST.1582」や期間限定品のアイテムを中心に販売いたします。
今後とも、印傳屋直営店ならびに、公式オンラインショップもご愛顧くださいますようお願いいたします。

▶公式オンラインショップはこちら  (https://inden-ya.shop/

■印傳屋公式サイトリニューアル内容のご紹介

むかしも今も変わらぬ日本人の感性を再認識できる場へ

遥か千数百年も前から、この国の人々は自然へ抱く想いや願いを模様に表し、身のまわりのものに取り入れてきました。それらは日本の様式として育まれ文化として定着し、革工芸の甲州印伝にも受け継がれています。自然を感じる心、模様から馳せる想い。その日本人の感性は普遍のもの。いつまでも大切にしていきたいものを感じていただける場をつくりあげています。

印傳屋公式サイトhttps://www.inden-ya.co.jp/

印伝は日本の伝統模様とともに

印傳屋に伝わる約300 種あまりの模様の中から代表的な模様を掲載。日本に受け継がれる伝統の吉祥模様や印傳屋が独自に進化させた模様などとともに、それらに込められた願いや謂れを紹介しています。

印傳屋初のオンラインショップ、スタート

全国4ヵ所にある印傳屋の直営店に加え、新たにオンラインショップでの販売を開始いたします。オンラインショップでは、印傳屋が海外デビューを果たしたブランド「INDEN EST.1582」や期間限定品を中心に販売いたします。

印傳屋公式オンラインショップhttps://inden-ya.shop/

■甲州印伝とは

甲州印伝とは、甲州( 山梨県) で400 年以上にわたり伝承されてきた、鹿革に漆で模様付けする伝統的工芸品です。江戸時代、遠祖上原勇七がこの技法を考案、近年まで門外不出とされ、代々の家長上原勇七のみに口伝で伝承されてきました(現十三代)。軽くしなやかな鹿革は戦国時代には武将たちの戦装束を彩り、江戸時代以降は上層階級や粋人たちに愛用されてきました。

「腰に下げたる 印伝の巾着を出だし 見せる」。 弥次喜多の珍道中として知られる十返舎一九の滑稽本『 東海道中膝栗毛』(1802~1809 年刊) にも印伝が見られます。

町人の文化が花開いた江戸時代、人々は粋を競って印伝の巾着や三ツ巻の財布、莨入れなどを身につけました。

印傳博物館収蔵・歌川国芳の錦絵を使った展示案内。ここではむかしの人々が愛用した様々な印伝を見ることができます。

印傳屋は天正十年(1582 年)に創業以来、途絶えることなく十三代に渡り日本の革工芸と、江戸時代に遠祖上原勇七が創案した鹿革に漆付けする「甲州印伝」の技を継承しています。現在、4 名の伝統工芸士を中心にその技を磨き続け、新たな伝統を育むべく進みゆく時代とともに歩んでいます。

「甲州印伝」は経済産業大臣指定 伝統的工芸品です。

■印傳屋について

印傳屋は天正十年(1582 年)に創業、一子相伝の技を口伝で受け継いできた甲州印伝の総本家です。1987 年には甲州印伝が経済産業大臣指定伝統的工芸品に認定されました。近年では海外でも印伝の愛好者が多く、英国王室御用達ブランドのAsprey など世界的なラグジュアリー・ブランドとコラボレーションをするほか、2011 年より海外向けのオリジナルブランド「INDEN EST. 1582」を展開。「甲州発、日本の魅力を世界へ」をテーマに、時代の流れにあわせたものづくりにも積極的に取り組んでいます。印傳屋はこれからも独自の技法と伝統を守りながら、「甲州発、日本の魅力」をより多くのお客様に感じていただけるよう、質の高い製品をつくり続けていきます。