MCM Frieze Seoul 2025にてBE@RBRICK特別展に協力いたしました

株式会社印傳屋上原勇七（以下、印傳屋）は、韓国・ソウルで開催されていた国際的な現代アートフェア「FRIEZE SEOUL 2025」における特別展「BE@RBRICK in MCM Wonderland」に協力いたしました。本プロジェクトは、ドイツ・ミュンヘン発のラグジュアリーブランドMCMとMEDICOM TOYのコラボレーションによるもので、印傳屋は「甲州印伝」の技を用いたBE@RBRICKの製作を手掛けました。

『BE@RBRICK in MCM Wonderland』について

グローバルラグジュアリーブランドMCMは、Frieze Week Seoul 2025の期間中、ソウル・清潭洞の旗艦店「MCM HAUS」にて『BE@RBRICK in MCM Wonderland』展を開催しました。この展示は、アート・カルチャー・次世代ラグジュアリーを祝う没入型イベントであり、MCMの文化的革新への取り組みと次世代ラグジュアリーのビジョンを強く印象づけるものとなりました。
本エキシビションは、MCM JAPAN取締役社長・金海利氏が企画を本国に向け提案し実現したものです。

BE@RBRICK in MCM Wonderland

展示内容とキュレーション

『BE@RBRICK in MCM Wonderland』は、世界的に人気のコレクティブル「BE@RBRICK」を通じてMCMのブランド哲学を再解釈した多次元プロジェクトです。MEDICOM TOYの代表取締役社長赤司竜彦氏がキュレーションを担当し、日本の著名アーティスト・日爪ノブキ氏、ken yashiki氏、伝統工芸ブランド・印傳屋がそれぞれの創造的視点BE@RBRICKを表現しました。

会場：MCM HAUS
（ソウル特別市江南区清潭洞狎鴎亭路 412）
会期：2025年9月3日～30日（終了いたしました）

ローンチイベント

9月2日には、MCM HAUSにて記者会見、メディア向けプレゼンテーション、オープニングパーティーなどのローンチイベントが開催され、700名以上のゲストが来場しました。著名なゲストには、ATEEZのミンギ、xikersのイェチャン、MAMAMOOのムンビョル、タイの女優ナムターン、中国のインフルエンサー・イーモンリン、日本の俳優・国上将大などが含まれます。

MCMのチーフブランドオフィサーのコメント

MCMのチーフブランドオフィサー、ダーク・ショーンベルガー氏は次のように述べています
：「『BE@RBRICK in MCM Wonderland』は、単なる展示ではなく、ファッション・アート・想像力の対話です。このプロジェクトは、MCMの尽きることのない好奇心を表現しており、伝統を予想外のコラボレーションで再解釈し、次世代に向けてラグジュアリーを遊び心と感情、文化的つながりを持つものとして体験してもらう試みです。」

限定BE@RBRICKフィギュア

展示に加え、MCMはken yashiki、印傳屋、日本のライフスタイルブランド・カリモクによる限定BE@RBRICKフィギュア3種を発表しました。これらの限定アイテムは、来場者が幻想的な体験を記念し、MCMの芸術的実験と文化的進化のレガシーを手元に残すことができます。このイベントは、アート・カルチャー・次世代ラグジュアリーを祝う没入型イベントとして、MCMのブランド哲学と文化的革新を体現する重要なプロジェクトとなりました。

伝統工芸と現代アートの融合

印傳屋が提供する印伝の技法は、鹿革に漆で模様を描くというもので、その繊細な技術と美しい仕上がりは国内外で高く評価されています。今回のBE@RBRICK特別展では、この伝統技術を現代アートの象徴であるBE@RBRICKに取り入れることで、新たな価値を創造します。印伝の持つ歴史と文化を現代のアートシーンに融合させることで、伝統工芸の新たな可能性を示すものとなりました。

今後の展望
印傳屋は、今回のプロジェクトを通じて、伝統工芸の魅力をより多くの人々に伝えることを目指しています。MCM Frieze Seoul 2025でのBE@RBRICK特別展は、その第一歩となる重要な機会です。今後も、伝統と現代をつなぐ新たな挑戦を続け、国内外の多くの方々に印伝の魅力を発信してまいります。

公益財団法人山日YBS 厚生文化事業団へ寄託について

印傳屋は「ダイナースクラブフランスレストランウィーク2023」を応援しています。

3月8日は「ミモザの日」。感謝の思いがこころに届きますように。